ヘッダ | stdio.h |
書式 | FILE *fopen(char *path, char *mode); |
引数 | path … オープンするファイルのパスを示す文字列ポインタ mode … ファイルをオープンする際のモード(下記) r :テキストファイルを読み込み用に開く r+ :テキストファイルを読み書き両用に開く rb :バイナリファイルを読み込み用に開く rb+:バイナリファイルを読み書き両用に開く w :テキストファイルを書き込み用に開く w+ :テキストファイルを読み書き両用に開く wb :バイナリファイルを書き込み用に開く wb+:バイナリファイルを読み書き両用に開く a :テキストファイルを追記用に開く。 a+ :テキストファイルを読み書き両用で追加あるいは作成する ab :バイナリファイルを追記用に開く ab+:バイナリファイルを読み書き両用で追加あるいは作成する |
戻り値 | 成功:ファイルポインタ 失敗:NULL |
解説 | 指定されたファイルを指定されたモードで開く |
実行ファイルと同じディレクトリにある「test.txt」を開き、
ファイルから1バイトずつ読み込んで1バイトずつ標準出力する。
/****************************************************************************/ #define _CRT_SECURE_NO_DEPRECATE 1 // VisualC++を使用する場合の警告抑制 #include<stdio.h> int main() { FILE *fp; int chk; int c; // 実行ファイルと同じディレクトリにある「test.txt」を開く fp = fopen("test.txt", "r"); if(fp == NULL) // ファイルがオープンできない場合 { fprintf(stderr, "ファイルオープンエラー\n"); return 1; } // ファイルから1バイトずつ読み込んで1バイトずつ標準出力する while(1) { c = fgetc(fp); // ファイルから1バイト読み込む if(feof(fp)) // ファイル終端の場合 { break; // ループを抜ける } if(ferror(fp)) // 入力ストリームエラーの場合 { fprintf(stderr, "ストリームエラーです\n"); break; } fputc(c, stdout); // 1バイト標準出力 } // カレントディレクトリにある「test.txt」を閉じる chk = fclose(fp); if(chk != 0) // ファイルクローズ失敗 { fprintf(stderr, "ファイルクローズエラー\n"); return 1; } return 0; } /****************************************************************************/
プログラムで使用するtest.txtの内容
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abc
123
XYZ
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